「新しい自動化」をテーマにした座談会が開催!

一般社団法人 次世代RPA・AIコンソーシアム(NRAC)の主催により、「新しい自動化」の現在と未来をテーマとした座談会が開催されました。 この座談会には、各分野の専門家が集い、生成AIが自動化にもたらす変化や今後の展望について活発な議論が交わされました。
参加者プロフィール(順不同):
▪小原 圭介氏: 中外製薬株式会社 デジタルトランスフォーメーションユニット ITソリューション部長。2018年からRPA導入を推進し、全社的な自動化を実現。
▪矢向 高弘氏: 慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 教授。自動化技術の研究・教育に従事し、生成AIの教育現場での活用を推進。
▪石山 洸氏: 株式会社エクサウィザーズ チーフAIイノベーター。AIを活用した社会課題解決に取り組み、生成AIを組み込んだAIソリューションの提供に注力。
▪金 辰泰: 一般社団法人 Robo Co-op 創業者兼CEO。多様な背景を持つ人々にデジタルスキル教育を提供し、社会参画を支援。
- 座談会の主な議論内容:
▪生成AIとRPAの融合による自動化の進化: 小原氏は、 生成AIとRPAの融合が進むことで、自動化が社会の基盤として定着し、働き方や生活に大きな影響を与えると指摘しました。
- ▪教育分野での生成AI活用: 矢向氏は、 生成AIを活用した個別指導の可能性に触れ、学生の特性に合わせた教育の実現が期待されることを示唆しました。
- ▪エージェンティックオートメーションの可能性: 石山氏は、 生成AIが自律的にタスクを実行するエージェンティックオートメーションの進化により、情報環境が人間の生活に密接に関わる未来を展望しました。
▪技術と技巧のバランス: 金は、 自動化が進む中で、人間が道具を使いこなす「技巧」を高める重要性を強調し、意識的なスキル向上が必要であると述べました。
今回の座談会は、生成AIとRPAの融合がもたらす新たな自動化の可能性を探る貴重な機会となりました。 技術革新が進む中、多様な人材が活躍できる環境づくりが、持続可能で豊かな社会の実現につながるでしょう。
また、NRACが発行する新刊書籍『生成AIがもたらす未来の働き方 11の成功例から見るRPAの現在地とエージェンティックオートメーションの可能性』が発売されました。 生成AI×RPAの推進団体である一般社団法人次世代RPA・AIコンソーシアム(NRAC)の知見や現場の声をもとに、自動化が、生成AIによってどのように進化するかを考察します。
自動化の未来を見据える上で必読の一冊です。
生成AIがもたらす未来の働き方