【島根県SIB 特集・第3章】ひとつの財源に頼らない、資金の“合わせ技”
「島根県SIB 誰もがデジタルで自立する教育就労支援ファンド」の出資取り扱いを担うプラスソーシャルインベストメント株式会社(PSI)のWebサイトで公開されている連載記事をご紹介します。
本連載を執筆しているのは、Robo Co-op代表理事の金 辰泰です。
島根県SIBに至るまでの歩みや、なぜSIBという仕組みを選んだのか、そしてこの取り組みを通じて何を実現しようとしているのかを、自身の経験や問題意識を交えながら綴っています。
今回ご紹介するのは、第3章。
「ひとつの財源に頼らない、資金の“合わせ技” 企業版ふるさと納税 × SIB × キャリアインパクトボンド」です。
社会課題の解決に使われる「お金」には、それぞれ異なる特徴があります。
補助金・助成金は確実性の高い事業に活用しやすい一方、使途や制度上の制約があります。寄付は自由度が高い一方で継続性に課題があり、投資には継続性や成果を求める規律がある一方、財務リターンが期待できない領域には資金が入りにくい。
そこで島根県SIBが採用したのが、ひとつの財源だけに頼るのではなく、それぞれの強みを組み合わせるという考え方です。
第3章では、その仕組みを大きく3つの視点から紹介しています。
① ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)
民間から先に資金を集め、あらかじめ設定した成果に応じて行政が支払いを行う仕組み。島根県SIBでは、座学研修修了率と有償OJT修了率を成果指標として設定しています。
② 企業版ふるさと納税
企業による地域の地方創生プロジェクトへの寄付を活用し、地域の人材育成を支える仕組みです。
③ キャリアインパクトボンドの発想
今回のプロジェクトでは、「出世払い」ではなく「恩送り」という形でその考え方を取り入れています。
支援を受けた人が、次はメンターやトレーナーとして次の受講生を支える側へ。そして、その支援も無償の善意ではなく、報酬を伴う仕事として設計されています。
「支援を受けた人が、支援する人になる。」
これまでRobo Co-opが大切にしてきた「学びあい・稼ぎあい・広めあい」が、資金の循環にもつながっています。
さらに記事では、今回の出資が寄付型クラウドファンディングではなく、匿名組合契約という金融商品の形式で行われていることや、リスク開示、分配シミュレーションなど、金融商品としての規律を設ける意味についても詳しく解説しています。
一見すると複雑に見える今回の仕組み。
しかし、その複雑さには理由があります。
「単純な仕組みでは、単純なことしかできない。」
それぞれの資金や仕組みが持つ強みを組み合わせることで、生活支援から学び、実務、そして就労までを一気通貫で支えていく。
第3章では、島根県SIBの「資金の仕組み」がどのように設計されているのか、その背景と考え方が詳しく紹介されています。
ぜひ全文をご覧ください📖
今回ご紹介した記事
【第3章】ひとつの財源に頼らない、資金の“合わせ技”
企業版ふるさと納税 × SIB × キャリアインパクトボンド
👉 全文はこちら
https://www.psinvestment.co.jp/small_talk/shimane-sib/shimane-sib03/